忘れられない2年前のイベントの話

毎日暑いですね…みなさんは体調などいかがでしょうか?

私は冷たいものが食べたくて仕方がありません…

しかし今年梅雨ありました?ってくらい全然雨降ってないですね…

 

タイトルの話に入ります。本当書きたいままに書いたので文章めちゃくちゃかも…

この2年前のイベントというのは前の記事にも出てきた前推しさんの参加されていたイベントのことです。

思えばこのイベントの後、私は前推しさんのイベントにしばらく参加していません…次に前推しさんのイベントに行ったのは今年の5月。しかもこれを最後に前推しさんのイベントに行くのをやめると決めてのイベントでした。そう考えると、この2年前のイベントはまだ前推しさんを推しとしていた時に観に行ったものでした。

ここまで読んで悪いイベントだったのかと思う方もいるかもしれないのですが、真逆で、たぶん私が参加したアニメイベントの中でも本当に素晴らしいものでした。

 

灰と幻想のグリムガルのアニメイベントでした。

私は運よく現地で見たのですが、倍率はなかなかだったように思います。

タイトルにはLive and Act とあって、なるほど挿入歌を歌った歌手の方たちのライブと声優さんの朗読劇があるんだなとは理解しました。アニメイベントではよくあることなので、逆になぜタイトルに冠しているのかと不思議に思っていました。

アニメイベントに行ったことのある方は大体こういうイベントの構成をご存知だと思うのですが、普通は声優さんたちが登場して、あいさつして、アニメの感想とか振り返りをして、ミニゲームとかして、OPED歌った人のライブがあって、朗読劇をやって、あいさつして終わる…みたいな流れだと思います。

 

でもこのイベントは違いました。

開演時間に流れてきた鐘の音はアニメで何度も何度も聞いた鐘の音で…

そのあと聞こえてきたのは前推しさん演じるキャラクターの声。開演早々朗読劇からの開始でした…本当にびっくりしました。過去を回想するようなシーンの後はアニメのOPの歌唱。そしてそれが終わるとまた朗読劇。そのあとは挿入歌。そしてまた朗読劇…これの何度も繰り返し。私は気づきました。

このイベント、朗読劇とライブだけで構成されてる…!?

こんなことってあるんだ、と打ち震えました。朗読劇をイベントでやるときって大体短くて10分、長くても30分くらいだと思うのです。でも今の感じだとイベント終わりまで朗読劇をやる気だ、と思いました。このイベントは17時30分開始、おそらくイベントの時間が2時間くらい*1とするならライブがあるにしても1時間以上は朗読劇をするわけで…良い意味でとんでもないことをするなあと思ったものです。声優さん達もずっと気を張ったままだろうし…

 

8話までを終え、この時すでに19時過ぎ。さすがに終わりかな~と思っていたらまさかの休憩をはさみますとの宣言。まだやるの…?

といってもこの時は8話までで朗読は終わりで、この後は声優さんたちが話したりして終わりなんだろうみたいな会場の空気だった気がします。

 

休憩終了後、当たり前のように始まる9話。これ12話(最終話)までやる気だ…!

姿勢を正して最後まで見た記憶があります。

12話まで終わったあとはなんだかもうとんでもないものを見たな…という気持ちでした。

最後は声優さんたちのあいさつがあってイベントは終了。

終わってみればイベント自体は結局4時間近くあり、朗読劇の時間はおそらく2時間以上。声優さんたちもほぼ出ずっぱり。けれど朗読劇でセリフを噛むことはほとんどありませんでした。

好きな声優さんの、好きな作品の、朗読劇をこんなに長い時間聴くことができたのは初めてでした。

本当に幸せな時間でした。

2年近く経ってもいまだにこのイベントのことを覚えているのはそれだけ自分の中で衝撃的なことだったのだろうと思います。

 

そして願わくば推し声優さんにもこんな機会が訪れたらいいなと思っている自分がいます。その反面やってほしくない自分もいます。

このイベントは声優さんに確実に負担のかかるものだったと思います。

でも推し声優さんが長い時間1人のキャラクターを演じ続ける姿は見てみたいものです。

推し声優さんは実際こういう機会がきたら口では面倒だなんだと言いつつやるような気がします。

やってほしいような、やってほしくないような…

でももし機会が訪れるなら、その時は会場内で推し声優さんが演じる姿を見たい、そう強く強く思います。

 

*1:イベント前の時点で円盤化が決まっていて、2時間程度の収録時間が表記されていた。イベント前までは…